宿題の絵日記帳
父が描いた娘との日々。
生まれながら高度難聴である娘を持つ父親が、聾話学校での先生との会話の題材にするために毎日提出していた絵日記をまとめた1冊です。
著者は今井信五、画家。1984年から1988年にかけて、娘のうららが2歳から6歳の時に書かれた日記帳には、勢いのあるイラストと、時に短く時に長い文章がぎゅっと詰め込まれています。一番大変な子育ての時期の風景でありながら、どこか静かに娘を見つめる眼差しが印象的。次第に娘は、少しずつ言葉、声を獲得し、成長していきます。
出版社より
■日本聾話学校とは……
東京都町田市にある日本で唯一の私立聾学校。
聴覚障がいを持つ子どもが、手話ではなく口話でのコミュニケーションを身につけ、
聴覚主導の音声言語により言葉や声を獲得するための教育を行なう学校。
家庭での様子を描いた絵日記は、
教育の題材に用いるために、学校から各家庭に「宿題」として課されていた。
■絵日記に描かれた主人公・今井麗(いまい・うらら)さん
装画も手掛ける注目の画家。
日本聾話学校で言葉と声を獲得したのち、
小学校からは一般校に通い多摩美術大学を卒業。
三児の母になった現在も画家として精力的に活動している。
21x15cm|336ページ|2017
- 出版社
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